KOF’94開発者裏話について

作成者:MOT
作成:2004/6/13
発表:2004/6/14

 このページの文章は、オールアバウトKOF’94に掲載されているSNKスタッフが特別寄稿してくださったコラムの文章をそのまま使用させていただいています。

[NEOGEO CLUB SPECIAL]

キャラ テリー ボガード アンディ ボガード ジョー ヒガシ
寄稿文  制作当初は,ほんの軽〜い気持ちで使用させてもらおうと思っていたのですが,『餓狼伝説スペシャル』が発売され,そのテリーのかっこよさゆえ,彼の人気はスタッフの中でもどんどん上昇していってしまい,制作上で非常に神経を使わなければならないキャラクターとなりました。
 『餓狼』のテリーのイメージを損なわないように,などなど,いろいろな面で各スタッフは苦労したようです。
 そう言えば,ゲーム調整担当の者が最終マスクROM提出の2時間ほど前に,立ち近距離強パンチの2発目にキャンセルを入れたため,ただでさえ強かったテリーが,さらに恐ろしい強さになってしまったことを覚えています。
 テリーの勝利ポーズが変わったことも賛否両論あるようですが,『KOF'94』のオリジナルな部分として楽しんでもらえたらうれしいです。
 アンディも、オリジナルと比較するとけっこうマイナー・チェンジした部分があります。すべてのオリジナル・ソフトを持つキャラクターに言えることですが,本家のイメージを損なうことのないようにと,かなり神経を使いました。
 そんなアンディにおいて大幅に変わった箇所と言えば,なんと言っても『超裂破弾』だと言えるでしょう。
 『KOF'94』でのこの技ができたばかりの頃は,それはそれは凶悪な技でした。でやすい・よく当たる・負けない,そしておまけにダメージが超デカイとムチャクチャな技だったことを覚えています。
 またデザイナー氏が描かれたアンディの設定イラストは,正面の立ちポーズが非常にカッコイイので,アンディ・ファンのかたは要チェックです!
 『餓狼』キャラクターの中では,もっともグラフィックが変更されたキャラです。ジョーの勝利ポーズの顔についてですが,当初はあの『うっしゃあ!』の顔でさらに歯が欠けている,というけっこうスゴイ顔だったのです。
 しかし,さすがにジョーファンのことを考えたすえ,かわいそうなのと恐ろしいのとで,結局担当者に頼み込んで歯の欠けていた部分だけは直してもらうことにしました。
 それからジョーの勝利ポーズの顔は,「『織○裕二』に似ている」と秘かにウワサされているようですが,みなさんはどのように思われるでしょうか?
 また,『KOF'94』では影の形もリアルに表現しているのですが,イタリア・ステージにある水たまりにキャラが入ると,足がキチンと水の中に写るんですよ。
キャラ 麻宮 アテナ シイ ケンスウ チン ゲンサイ
寄稿文  今か今かと復活が待ち望まれていたキャラクターだけに,『絶対ハズせない』というような,かなりプレッシャーの大きいキャラでした。あまりにも気をかけすぎたため,周囲からは『アテナだけエコヒイキ』とよく責められたものです。
 「セーラー服にすれば良かったのに……」という意見をよく聞きますが,セーラー服にしなかったのは海外市場のことを考えたのと,あまりにも狙いすぎのように思ったからです。ただ,登場アクションだけは,チョットだけ狙ってみました。
 また,デザイナーによると,企画会議でアテナのアクションを説明するときに,企画者自身がポーズをとって説明する姿がおかしかったらしく,その姿をまともに見ることができなかったそうです(ポーズを取っているほうは,至ってマジメだったのに……企画者・談)。
 アテナに比べると,デザインがわりとすんなり決まったキャラクターです。以前のゲームではアテナばかりが目立っており,その陰に隠れていたキャラという印象が強かったようなので,「ここは一発!」と女性人気を狙って設定してみました。
 よく「なぜケンスウが大阪弁をしゃべっているのか?」と聞かれるのですが,彼は『サイコソルジャー』の頃からそうだったのです。かのロバート・ガルシアよりも,ずっとキャリアは古いわけですね。
 あと,勝利ポーズの顔のことなんですが,最初はもっとかっこいい顔だったのですが,いろいろと考えた結果,今の顔に変更しました。そのときは女性デザイナーたちからブーイングの嵐が吹き荒れて,しばらく止まらなかったことを覚えています。
 格闘ゲームを手掛ける,と決定したときから,企画者の中では今までのゲームにはいなかった「酔拳」のキャラクターをだしたいという希望がありました。『KOF'94』でその夢をかなえたのが,チンなわけです。
 初期設定の段階で,アテナとケンスウというキャラは決まっていたわけですが,サイコソルジャーのもう1人を,2人の拳法のお師匠さんにしようということで,チン・ゲンサイが誕生しました。
 完全な酔拳の達人というキャラクターを目指していたので,その雰囲気を表現するのがかなりむずかしいだろうと思っていたのですが,担当デザイナーがじいさんを描くのが得意だったらしく,目指していた以上のものを仕上げてくれました。
 そのおかげで,このデザイナー氏はじいさんのクセが抜けず,しばらくの間は何を描いてもじいさんになっていました。
キャラ 草薙 京 二階堂 紅丸 大門 五郎
寄稿文  もともとSNKの人気キャラそう出演というコンセプトのゲームであるため,これまでの『餓狼』や『龍虎』の主人公たちに負けないようなカッコいいキャラクターを生みださねば!ということで,とにかくデザインに時間のかかったキャラクターです。そのため,性格などの設定もゲーム後半になるまでは完全に決まっていませんでしたし,『草薙 京』という名前もじつは制作の後半になってからデザイナーの提案によって決定したいうくらいですから,このキャラクターがどれだけ難産だったかおわかりいただけるのではないでしょうか……(ちなみに以前は『霧島 翔』という名前でした)。
 しかし,そのおかげで彼の御先祖サマが,『八岐(やまた)の大蛇(おろち)』を倒した『草薙の拳』の使い手であるという設定が生まれました。デザイナー某氏によると,『あ○たのジョー』に若干『デ○ルマン』の『不○アキラ』が入っている……,そんなイメージだそうです。
 某マンガのキャラクターがモデルなのですが,そのせいで『紅丸』という名前が決まったあとでも,しばらくの間そのキャラの名前で呼ばれていました。彼も現在の姿に至るまで,さまざまな試行錯誤がくり返されたものです。例としては,タンクトップの形が挙げられます。ノーマルのものから,少しアレンジしたもの,肩のひも(?)が右に掛かったものや,左に掛かったものなどなど……。
 また勝利時の「センキュ〜」という声が非常にクセのある感じで言われていますが,担当デザイナーがはじめてこれを聞いたときは,彼の持っていたイメージとあまりにもちがっていたため,その日は1日中仕事が手につかなかったそうです。
 あっ,それから紅丸ってオカマなんですか? とよく聞かれるんですけど,健全な男です。
 どっちか言えば,かなりの女好きです。おまけにちょっとナルシストかな?
 豪快な投げ技を使う柔道家を作りたくて設定したキャラクターです。制作当初に「ゲタを履いたまま闘うのはおかしいんじゃないですか?」という意見があったりもしたのですが,企画者が「どうしてもゲタを履かせたままで戦わせたい」と言ってワガママを押しとおし,五郎はゲタ履きのまま戦うことになりました。
 技に関して言えば,開発中の彼の投げ間合いは異様に広く,どんな相手にも吸い込みまくりの投げまくりで,最強の名を欲しいままにしていました。しかし,調整が入って少し弱くなった結果,今では「足手まとい」とか「噛ませ犬」と呼ばれている彼が不敏でしかたがない今日このごろです。
 このキャラクターはデザイナーの個性がかなり色濃くでており,勝利メッセージの口数の少なさや,勝利時に鳴り響く爆発音も,デザイナーの提案をそのまま使用しました。
キャラ ヘビィ D! ラッキー グローバー ブライアン バトラー
寄稿文  ボクサーというキャラクターは格闘ゲームにおいても出尽くしてしまっているので,今までにないタイプのボクサーを目指してデザインしました。最初はあんなに体はデカくなかったのですが,ある程度キャラクターが形になってきた時点で他のキャラクターと比べてみると,かなりでかい!! ということに気づいたのですた。が,時すでに遅く,修正しているヒマもなかったので,そのままで行くことになりました。
 勝利時の音声が何を言っているのかがわかりにくく,スタッフの間では「調子ええ!」とか「いらっしゃい!!」と言っているなどと,さまざまな説が飛び交いました。
 彼の名前はアメリカのラップ・グループが元になっているのですが,そのままではヤバいのではということで,名前のうしろに『!』を付けました。ちなみに彼の愛猫『プー』という名前は,実際に担当デザイナーが飼っている猫の名前をいただいたものです。
『バスケット選手の格闘家』ということで,真っ先にイメージしたのは,ブルース・リーの「死亡遊戯」のデカイ黒人。最初はそのイメージでデザインされていたのですが,どうも地味であるということで現在のデザインになりました。空手家という設定はそのときの名残です。
 彼はもともと日本人かぶれの黒人という設定だったのですが,デザインが変更になった時点でこんなにアメリカンな格好で日本かぶれはないだろうと思い,その設定は止めることになりました。
 担当デザイナーの話によると,体がデカいうえに着ている服が複雑だったらしく,小さなキャラを描いているデザイナーがうらやましかったそうです。
 彼が『KOF'94』の前の原案のときからいた,もっとも古いキャラクターです。
 当初はヘルメットをかぶり,たくさんのボルトの刺さったプロテクターをガチガチにつけていたのですが,なんとなくスッキリさせて今のデザインに落ち着きました。もともとがそういうデザインでしたから,『ワールドヒーローズ2』のジョニー・マキシマムが登場したときには,かなりびっくりしたものです。
 彼の必殺技の中に『ダッシュスクリューボディプレス』というものがありますが,開発内ではその姿から『ダッシュガメラ』と呼ばれていました。
 またブライアンは格闘技の経験なしという設定なので,そのことを意識して,キックをだすときに足をまっすぎにしているグラフィックはないそうです。
キャラ キム カッファン チャン コーハン チョイ ボンゲ
寄稿文  そもそも開発初期段階では,チョイとチャンはもう1人の凶悪犯と3人で『囚人チーム』というのを結成していたのですが,諸事情によりキムの加入で現在のチームができあがったのです。
 これも最初は「キムが凶悪犯である2人とチームを組むなんておかしい」との意見があったことから,更正を目的としたチームの結成という現在の理由を考えました。
 ちなみに,キムがどうしてチャンとチョイの二人を見つけたのかというと,チャンが刑務所を脱獄しているところを偶然テレビのニュースで目撃し,「教育せねば!」と街中を夜中まで探し回って発見。さらには,そのときのキムをチョイが襲おうとして逆に返り討ちにあい,結局チョイもメンバーにされてしまったということです。
 最初はもっと凶悪なキャラクターの設定だったのですが,キムとチームを結成した時点で,やや人間が丸くなりました。
 彼の初期のデザインはよくあるシマシマの囚人服だったのですが,書き込みが大変だということで無地の服にドクロマークをつけたデザインに変更しました。が,それも都合上ボツになって,現在の無地の服に鎖をつけたデザインになったのです。
 彼の超必殺技である『鉄球大暴走』は,担当者がネタにつまって試しに……,という苦肉の策で作ったものを見て大ウケしてしまい,「これはいい!」と言うことで超必殺技に決まりました。
 ちなみに設定では,この超必殺技はキムの『鳳凰脚』をチャンが見よう見まねであみだした技,ということになっています。
『KOF'94』最強のキワモノ・キャラです。
 当初のデザインがあまりにもフ○ディに似ていたため,海外市場でマズイということになり,キャラクター・データのマスクROMアップの1か月前に服の柄を無地にし,サスペンダーをつけたりしたので,デザイナーは大変でした。
 このキャラがはじめて画面にでてそのチョコマカとした前進・後退のアクションをしたときは,見ていたスタッフ全員で転げ回るほど大笑いしたのを覚えています。
 じつはチョイを描いたデザイナーは『キム』と『チャン』も担当していたのですが,彼の顔は開発内では『チョイ』に似ているともっぱらの評判です(本人によると,自分は『キム』似だそうですが……)。
キャラ ハイデルン ラルフ ジョーンズ クラーク スティル
寄稿文  制作当初は『冷血な戦闘マシーン』というイメージの設定だったのですが,ストーリーの設定をしている段階で企画者が思わず感情移入してしまい,あのような悲壮感のあるストーリーになってしまいました。でも個人的には,エンディングの中で一番のお気に入りです。
 彼の超必殺技『ファイナルブリンガー』ができあがったときは,そのムチャさゆえに「じつは宇宙人だ!」とか「いや魔法使いだ!」という説が飛び交いました。
 ちなみにハイデルンは自分の大切な部下や妻子,そして自分の右目を奪ったルガールを思いっきり恨んでますけど(当たり前だ!!)その主犯であるルガールは,どのような気持ちだったんでしょうか?――企画某氏に訪ねたところ,「う〜ん,ルガールがてくてく歩いていたらハイデルンんたちが通ったんで,『うりゃっ』って倒した,道端の石コロどけたみたいな感じかなぁ」とのこと。ああ無情……。
『怒』シリーズのキャラクター復活ということで,みなさんは当然上半身裸のいかにも!というようなハチマキ野郎が2人でてくるのか,とお思いではなかったでしょうか?
 初期デザインでは,いかにもそんな感じ!というデザインだったのですが,「もうちょっと今風のデザインに変更せよ」とのお達しがあり,格闘ゲームということもあって,現在のスタイルにマイナー・チェンジしました。
 また,彼らには『手榴弾を投げる』という必殺技も考えていて,グラフィックのほうもできあがっていたのですが,「イマイチ迫力不足では?」という意見と「格闘大会に手榴弾はちょっとおかしいんじゃないの?」ということで,この必殺技はボツになってしまいました。 
 制作当初,ラルフとクラークの差といえば,帽子をかぶっているかバンダナをしているかのちがいだけでしたが,2人の差別化を考えてサングラスをつけることになりました。
 グラフィックなどの基本的な部分はラルフと同じところが多いのですが,当たり判定・アクションスピード・攻撃力などは調整担当者がかなり考えて変化をつけているよなので,闘い方は2人でかなりちがうものになっていると思います。
 最初,彼らは全キャラクター中で最弱キャラと言われていたのですが,いざフタを開けてみるとかなり強かったようですね。 
キャラ ユリ サカザキ 不知火 舞 キング
寄稿文 『KOF'94』の企画当時,今度発売される『龍虎の拳2』にプレイヤーとしてユリが使えるという情報を聞き,彼女が動くのを見た時点で「なんとしてもユリをメンバーに加えたい!」と思いました。
 そこでいろいろ考えた結果,キングのチームから容量的に問題のあったビッグベアをケズって,女性2人になったとき,どうせならここに舞を入れて女の子チームにしようということで(ちょっと残念だったのですが)ビリーもケズった結果,『KOF'94』最強女性格闘家チームが結成されたのでした。
 また,デザイナーによると,ユリは舞ほどではありませんが若干胸が揺れているそうです。他にもそのデザイナーは,ユリの『ふくらはぎ』にかなり神経を使ったそうです(ちなみにそのデザイナーは,女性です)。 
 舞ちゃんと言えば,一世を風靡した『日本一!(ぷるるん)』が『KOF'94』でももちろんあるわけですが,これに関しては賛否両論があるようですね。
 これに至る経緯としては,ある日のこと,舞の担当デザイナーから「ニュートラルのアクションを増やしてもいいですか?」との申し出があり,容量に若干の余裕があると思っていたので(実際はなかった),「いいよ」と快く了解したのです。
 そして,できあがったニュートラルのアニメーションを見たときは,あまりの「揺れ」のスゴさのため,しばしボーゼンとしてしまいました。こうした出来事を経て,舞ちゃんは現在あの姿で活躍しているというわけです。
 ちなみに,海外の家庭用では,あのスゴさゆえ,「揺れ」は停止しています。
 もともとイギリスを舞台とするチームのメンバーは,キング,ビリー,ビッグベアの3人でということだったのですが,いろいろ考えた末,このチームは幻となってしまいました。
 キングの超必殺技についてですが,さまざまな都合上,『サプライズローズ』はやめようということになりました。そうして新しい超必殺技をどうしようかとあれこれ悩んでいたところ,担当者が適当に作ってみた技がなかなか評判がよかったので,そのまま超必殺技にしたのでした。
 チャン・コーハンのときといいキングのときといい,よく考えたら「こんなのばっかり!」って思われるかもしれませんね。
 お約束の「必殺技でKO!」のときに服が破れる,というのがありますが,データ担当の者がキングのデータをいじっているときに,ブラジャーの色使いに妙にこだわっていました。 
キャラ リョウ サカザキ ロバート ガルシア タクマ サカザキ
寄稿文  リョウをはじめとする『龍虎』のキャラクターが他のチームのオリジナル・キャラに比べて卑怯なくらいに必殺技が多く,どうしても強くなりがちでした。そのため,他のチームとのバランス調整をするのに,一番苦労したように記憶しています。
 でも技の数を減らしてしまうわけにはいきませんから「技を殺さずに弱くする」ということに専念しました(しかし,現実はそれほど甘くはなく,やはり強くなってしまったような気がしますが……)。
 また,このメキシコ・ステージでは多くの観衆が見守っているわけですが,みなさんはどのくらいのキャラを見つけてくださったのでしょうか……? テムジン,ミッキー・ロジャース,リー・パイロン,藤堂竜白,リチャード・マイヤー,如月影二,ギース・ハワード……。
 彼もオリジナルと比較して,グラフィックの面でかなり変わったキャラクターです。
 全体的にスリムなキャラが多い『KOF'94』の中でも,もっともスリムになったキャラと言えるでしょう。企画の段階では,リョウ,ロバート,ユリの『ヤング極限流空手チーム』だったのですが,ユリの女の子チーム結成など二転三転があり,最終的にタクマが加入して現在の編成になりました。
 ケンスウのページに書いたとおり,ロバートよりもケンスウのほうが大阪弁歴が長いのですが,この2人は『KOF'94』の良き大阪弁コンビでして,2人で挑発しあうと「どないしたんや?」「なにやってんねん!」という風に『しゃべくり漫才』が楽しめます。2P対戦の折にはぜひお試しください。ただし,適当な距離を保たないと『どつき漫才』になってしまいますので,注意してくださいね。
『龍虎の拳2』のタクマが大門五郎と似ていることから,その差別化のために上半身にも道着を着せました。
 彼の『飛燕疾風脚』のあとに連続で攻撃が入りますが,あれはもともとバグのようなものでして,一度はハズしたものの「やっぱりタクマにはあれがないと……」ということで,再度復活させたしだいです。
 しかし,そのために凶悪なキャラクターになってしまったので,少し後悔しています。
『龍虎』のキャラは,どういうわけか『餓狼』のキャラと比べてみても,それほど苦労することがなく,すんなりとできあがったように記憶しています。だから今,こうした苦労話を探そうと思ってもあんまり見つからない,というような手の掛からないキャラたちでした……。 
キャラ ルガール バーンシュタイン
寄稿文  企画者が悪党好きなので,その考え得る中で最悪のキャラクターにしてやろうと思い,設定したキャラです。そのかいあって,かなりの悪人になってくれたので,個人的には一番のお気に入りです。
 ハイデルンとのからみのストーリーを考えていたときなどは,テンションが妙に高まってワクワクしながら書いていました。
 当初の設定では,他のキャラクターの必殺技を一度見ただけで覚えて使ってしまう,というさらに凶悪なキャラだったのですが,容量の都合でカットになってしまったのが非常に残念でなりません。
 また,ルガールのステージにいる黒豹の名前をよく聞かれるのですが,とくには決まっていません。ただスタッフの間では都合上,『ロ○ム』という名前で呼んでいました……。

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