KOF’96クラウザー攻略

作成者:MOT
作成&発表:2005/2/19
最終更新:2005/2/20

技性能解析
属性 技名
(コマンド)
性能分析
通常技 近距離立ちA 連打可能なので接近戦での固めや連続技の始動として効果を発揮する。
通常技 近距離立ちB 下段でキャンセル可能。
通常技 近距離立ちC キャンセル可能。
屈まれていると当たらないキャラ多い。
通常技 近距離立ちD キャンセル可能。発生遅い。
モーション独特。
通常技 遠距離立ちA 技動作が短いので簡易固め技として使える。
通常技 遠距離立ちB リーチが長い。
通常技 遠距離立ちC リーチは長めだが振りが遅いのが難点。
通常技 遠距離立ちD リーチが長いのが特長。
気絶狙いにも使える。
足元がお留守。
通常技 屈みB 弱攻撃にしては動作が遅めだが、弱攻撃にしてはリーチが長め。
キャンセル不可。
通常技 屈みC 発生は遅いがキャンセル可能な強攻撃。
通常技 屈みD リーチがそこそこの下段攻撃。昇りJDの裏の選択肢として使える他、(空振り)キャンセル各種ブリッツボールの連係が有効。
通常技 JA リーチはあまり長くないが、持続時間がかなり長いので中Jの昇りで出すと着地まで攻撃判定が出てくれる。
通常技 JB JAと似た使い方が可能。
通常技 JC めくり性能あり。
攻撃判定が足(もも)の方まであるので相手の真上に落ちる飛び込み技としても有効。
通常技 JD 下方向に極端に強い。
昇りで出すと屈んだ相手にヒットする。
空中戦には全然向かないが、地上の相手に対しての接近手段としてはかなり有効。
C+D 立ちC+D リーチはそこそこだがヒットすればダウンを奪え、キャンセルも可能。
発生はやや遅めなので置いておく感じで使うといい。
C+D JC+D 接近手段として強力。
通常投げ CorD投げ
(相手の近くで
or+CorD)
CとDで投げる方向が違う。
Cは正面。Dは背後。
Aと同時押しで入力すると投げ不成立時に出る技を立ちAにできる。
必殺技 上段ブリッツボール
+AorC)
射程無制限の飛び道具
ほとんどのキャラに屈まれると空振りするが、小中Jではまず飛び越されないので中間距離より離れた間合いでの牽制技として威力を発揮する。
必殺技 下段ブリッツボール
+BorD)
射程無制限の飛び道具
上段と違い小中Jで簡単に飛び越えられてしまう代わりに、すべてのキャラに屈まれてもガードさせることができる。
必殺技 レッグトマホーク
+BorD)
先読み対空に使える。
カイザーキックに比べ、ガードされた時の隙が少なめなのが利点。
必殺技 カイザーデュエルキック
+BorD)
多段突進技。
発生が遅く強攻撃キャンセルでも連続技にならない。動作の早い弱を突進&接近手段として使うといいかも。
最後の1段をガードさせると弱−3F、強−10F。
必殺技 カイザーキック
+BorD)
突進技。ヒットすればダウンを奪えるががーどされるとまず反撃確定。
弱強ともに強攻撃キャンセルで連続技になる。ダメージは強の方が高い。
JC+D(カウンターヒット)後の追撃の他には、砲台モード(基本戦法参照)時の相手のジャンプを先読みできた場合のぶっぱなし技とて使える。
必殺技 カイザースープレックス
(相手の近くで
+C)
コマンド成立直後に成立するタイプのコマンド投げ。
投げ間合いが非常に広い。
AC同時押しで入力することで、投げ不成立時に出る技を立ちAにすることができる。
強カイザーキックよりダメージ大。
超必殺技 カイザーウェイブ
+AorC)
射程無制限の飛び道具
上下のかなり広い攻撃判定があるためJでかわされる危険が少ない。

[主力技の屈みへのヒットorガード正否]

↓調べる技(まとめ&調査中)

・カイザーデュエルキックの最後の1段
・遠距離立ちB
・遠距離立ちC:紅丸、ジョー、ユリ、レオナ

・上段ブリッツボール:五郎
・近距離立ちC

連続技

近距離立ちA×1〜3≫カイザースープレックス

J攻撃>カイザースープレックス

J攻撃からの基本連続技。
ヒット確認しなくても、カイザースープレックスをAC同時押しで入力していればJ攻撃がガードされている場合は立ちAになってくれるので危険はない。

めくりJC>カイザースープレックス

↑の応用。小JCでも可能。

(MAX中限定)めくりJC>近距離立ちC≫弱強カイザーキック

応用その2。シャレにならないダメージを与える。

JD>近距離立ちA≫近距離立ちB≫カイザースープレックス

JD>屈みC≫弱強カイザーキック

屈みCは発生が遅いのでJDをかなりひきつけてヒットさせる必要がある。
↑MAX時はJ攻撃のヒット硬直が伸びるので打点が高くてもつながるようになる。

JC+D(カウンターヒット)>強カイザーキック

立ちC+D(カウンターヒット)≫弱強ブリッツボールなど

(端限定)重ね弱下段ブリッツボール>カイザースープレックス

端の相手をダウンさせた後のセットプレイで狙える。
カイザースープレックスはレバーのみ入力しておき、最後の6を入れっぱなしにしつつブリッツがヒットしたのを確認してからボタン(AC同時押し)を押し、そのまま押しっぱなしにしていれば前進しつつ決まる。
ちなみに、この連続技を決めた後すぐに弱下段ブリッツボールを出せば再度この連続技を狙える。

(中央限定)重ね弱ブリッツボール>ダッシュ強カイザーキック

ブリッツボールは上段下段どちらでもOK。
JC+Dなどでダウン>すぐに弱ブリッツボール>ダッシュで追っかける>ヒットしたのを確認してカイザーキックが間に合う。
ちなみに、この流れで相手がブリッツを前転でかわしてきたらカイザースープレックスを決められるようにしたい。

(MAX中限定)前方昇り小JD>カイザースープレックス

MAX中のJ攻撃のヒット硬直が長いことを利用した中段始動連続技。
コツは昇り小JDを最速で出さないこと。
ダメージはかなり高く、標準的な防御力のキャラに対して全体力の5割弱を奪える。

基本戦法

[砲台モード(通常)]

 クラウザーは、’96では珍しい飛び道具を主体として戦えるキャラ。
遠距離でブリッツボールを上段or下段&弱or強を適度に組み合わせて砲台モードで戦うことが可能。
 ただ、相手の飛び込みを見てから落とす、いわゆる対空技がないため飛び道具で威嚇しつつ相手の飛び込みを先読みを交えて落としていく必要がある。

 ここで重要な点がある。それは、「クラウザーに限り、飛び道具が画面に残っていてもすぐに次の飛び道具が出せる」というもの。これが’96クラウザーの砲台モードの強さの大きな原因になっている。

 具体的には端同士くらいに離れて、飛び越されにくい弱上段ブリッツボール>硬直が解けるとすぐにまた弱上段ブリッツボールを出すと、相手が最初の弱上段ブリッツボールを屈んでかわしている頃に次の弱上段ブリッツボールが発射されている状況にもっていける。

 これで相手の行動をかなり制限できる。そしてここから「ひたすら弱上段ブリッツを打って相手の動きを止める」に加え、以下の選択肢を交えるといい。

選択肢 説明
上段ブリッツボール 飛び越えられる危険は低い。
屈まれるとほとんどのキャラに空振りしてしまう。
下段ブリッツボール 屈んでいても削れる。
飛び越えられると連射モードが崩れる可能性あり。
様子見
(⇒相手の前転を迎撃)
ブリッツボールを出した間合いによって有効な技が異なる。以下具体的な技を列挙。
・強カイザーキック(端同士、ガードされると終わる)
・遠距離立ちD(上下の中間、ダウンしない)
・カイザースープレックス(中間距離)
挑発 相手のゲージを減らすため。
一瞬兆発>すぐに弱上段ブリッツボールなどの次の動作に移るのがポイント。
パワーため 動きに幅を持たせるための動作。
発射>発射の隙間やボリッツボール空中ヒット後に狙うといい。

[砲台モード(体力減少時)]

 砲台モードは体力が減って超必殺技が使えるようになると通常のブリッツボールに加え、カイザーウェイブを交えることが可能になる。

 カイザーウェイブの連射モードはかなり強力。相手のジャンプでの接近だけでなく、普通の前転で抜けることすら困難なため。
 ただ、相手がダッシュ>前転を使ってくると抜けられてしまうためこういった回避法をしてくる相手には機械的にカイザーウェイブを連射するのではなく、様子見を交えてダッシュ前転を誘い、ダッシュ前転の隙に遠距離立ちDを決めていくといい。

[カイザーウェイブ連射からのガード崩し]

 普通のキャラはカイザーウェイブ5回ガードでガークラ(CPUちづるは8回だった)。
しかし、5回目でガークラさせても遠距離では追撃は難しいので、4回ガードさせて、中JC+D>屈みC(ここまででガークラ)≫カイザーキックの連係が有効。

[砲台モードへの入り方(間合いの離し方)]

 ↓色々あるので表で説明。

選択肢 説明
後ろジャンプ後
後転後
安全に間合いを離せる代わりに警戒されやすい。
通常技≫下段ブリッツボールをガードさせて 適度に間合いが離れるので。
カイザースープレックスヒット後 中央だと大きく間合いが離れるので絶好の移行ポイント。
立ちC+DorJC+Dヒット後 ↑と同様。

[砲台モードの弱点]

 五郎&クラークに攻撃避け、チンの望月酔で回避を徹底されるとあまり意味がない。

 上段ブリッツボールは「マチュアのメタルマサカー(弱強問わず)」「レオナ・舞・チョイの前ダッシュ」に安定して抜けられてしまう。

[接近方法を交えた中間距離での立ち回り]

 ブリッツボールでの牽制をしつつ中JC+Dで斬り込んでいくのが基本(この中JC+Dがカウンターヒットしたら着地後即カイザーキックで追撃するのを忘れないように)。

 他には、弱カイザーデュエルキックで接近したり、ダッシュカイザースープレックスでの奇襲も有効。

[ガード段の揺さぶり]

 J攻撃をヒットorガードさせた後や近距離立ちAをガードさせた後に、「立ちB≫カイザースープレックス(下段)」と「昇りJD(中段)」で選択攻撃を仕掛けることが可能。メインのダメージ源となりえるので露骨に狙った方がいい。

[密着より少し遠い間合いでは?]

 前進しながら遠距離立ちAでチクチク固めるのがそこそこ有効。ただ、このゲームは各キャラの立ちC+Dが異様に強いためこの戦法にこだわるのは危険。

 あと、カイザースープレックスのボタンをAC同時押しにしつつこの動作を行なうと、投げられる状態の相手に決まる可能性がある。

[割り込みカイザースープレックス]

 発生の早い技や無敵技のないクラウザーは相手に固められるとかなり厳しい。この状況では割り込みカイザースープレックスが役に立つ場合がある。

 ちなみに、カイザースープレックスはレバー入力を終えてからorに入れても出る。よって、起き上がりや割り込みの時に+AC同時押し+押しっぱなしをしていれば、屈みガード+暴発でも屈みAの保険をかけつつカイザースープレックス狙える。
(↑あと、ブリッツボールの心配はあるが割り込み時はをぐるぐる回しながらAC同時押し連打でも狙える。)

[その他]

・立ちC+D(近めでガードさせる)>弱上段or下段ブリッツボールを前転で回避しつつ接近されるとカイザースープレックスが間に合う。

・CPUゲーニッツ、端同士での弱カイザーウェイブ連発にはまる。

・レッグトマホークがめくりへの対空になるかも。

・ブリッツボールが地上ヒットすると激しい処理落ちを起こす。
↑遠距離で砲台モードの時はこの処理落ちをうまく利用することが大事。
↑逆に処理落ちに慣れていない場合は次のブリッツボールをうまく出せなくなったりするので注意(うまくブリッツボールが出せたら、相手のヒット硬直が解けた頃には次のブリッツが相手の少し前まえ到達しているはず)。

 

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