KOFシリーズの必殺技のコマンド入力受付について

 

作成者:MOT
作成&発表:2003/12/9
最終更新:2004/1/21

(もうちょっと突っ込んで書く予定です。)

・コマンド自体の省略について

例:コマンドの比較
・KOF’94ではなどでも出ました。
・KOF’96ではを全て入力しないと出ず、さらにはは少し長めに(ゲーメストムックによると2/60秒)レバーを入れないといけませんでした。
・KOF’97ではでも出せました。
・KOF’98〜2002ではで出ました。
(・ちなみに、餓狼SPや餓狼3は一部の例外(餓狼SPのギースの当て身投げなど)を除き、コマンドのレバー入力の省略は不可能でした。)

・コマンドの最後の部分のレバーについて

・KOF’94では同じコマンドでも各必殺技によって違いました(詳しくはこちらを参照)。
・KOF’95では原則として自由です。(例外は連打系必殺技で、レバーが要素に入っていると出ません。これは’94でも同様です。)
・KOF’96は原則としてコマンド最後のレバーは入れっぱなしにしてボタンを押さないと出せませんでした。
・KOF’97は入力さえ成功すればボタンを押すまでどこにレバーを入れてもOKです。
(・KOF’98・2000・2001は正確には分かりませんが、おそらく下の’99・2002と同じ仕組みです。)
・KOF’99と2002はコマンド入力の最後がになる技(など)はに入れたあと、に入れてボタンを押すと必殺技は出ず、に入れてボタンを押すと出せる。逆のコマンド()は全て左右逆の結果になる。(詳しくはこちらを参照)。

・押しっぱなしによる成立時間延長について

・KOF’94・’95や餓狼SPなどではボタンを押した直後に必殺技が成立するため、リバーサル時は3フレームの先行入力受付中にボタンを押せてないとリバーサルに成功しませんでした(慣れると大丈夫ですが)。
・KOF’96〜2002はコマンド入力が成功してボタンを押して必殺技を成立させた後にボタンを押しっぱなしにしていれば一定時間必殺技コマンドが成立 し続けるようにできるので、リバーサル時に少し早めのコマンド入力+ボタンを押しっぱなしにすれば簡単にリバーサルが可能になりました。
(・KOF2003では押しっぱなしによる成立時間延長がなくなった上に先行入力もほとんど受け付けなくなっているみたいなので、リバーサルが非常に難しくなっています。)

・ラウンド開始前のコマンド入力やタメなどの受付について

・KOF’94・’95ではラウンド開始前にコマンド入力を受け付けていたため、ラウンド開始直後にリバーサル気味に必殺技を出したりタメ技を出すことも可能でした。
・KOF’96〜2001までは不可能になっていました。KOF2002ではラウンド開始前のコマンド入力受付が復活し、レオナで開幕暴走やK9999の開幕対空月…やテリーの開幕強ライジングタックルでの対空も可能になりました。

・同タメ要素方向にレバーを動かしてもタメが継続されるかについて

・KOF’94・’95では同タメ要素方向にレバーを動かしてもタメが継続されていた(例:要素ためなら途中でレバーをorに動かしても要素タメが継続された)ため、相手のジャンプ攻撃を立ちガード()して地上技を屈みガード()で防ぎながら要素タメを継続して相手の連携の合間に+ボタンを押して割り込むことなどが可能でした。
・KOF’96以降は同タメ要素方向にレバーを動かしてもタメが解除されることになってしまいました。

・連打系必殺技

・KOF’94・’95では地上のあらゆる通常技にキャンセルをかけることが可能だった(特殊技は不可能)。
・KOF’96以降では上のようなことはできない
(KOF2002のジョーの爆裂拳は例外で、地上のあらゆる通常技に加え、特殊技もキャンセル可能です)

・必殺技の弱強性能の途中切り替え

・KOF’94・’95のみ可能(詳しくはこちらを参照)。

・通常技キャンセル特殊技

・KOF’94・’95では不可能
・KOF’96以降は可能

・通常技空振りキャンセル必殺技

・KOF’94・’95では地上通常技は一切不可能。空中のキャンセル可能な通常技は可能。
・KOF’96〜2002可能。
・KOF2003で不可能になった。

・J攻撃ヒット>着地してコマンド投げの連続技

・KOF’94〜’97まで可能。
・KOF’98〜2002は不可能(’98ルガール・2000セスは例外)
・KOF2003では可能。

・KOした通常技キャンセル必殺技

・KOF’94・’95まで可能。

・KOF’97のコマンド入力受付の甘さの影響について

・クラークを使用している時に、相手のジャンプ攻撃を立ちガード()した後SABの簡略化コマンド()を入力して、すぐにレバーをに入れてDボタンを押しっぱなしにしていると、相手の地上技へのつなぎが甘くて連続ガードになってなかったり、再度ジャンプし始めたらSABが決まり、連続ガードになるタイミングで技を出されると屈みガードが可能という、かなり強力な防御方法が可能です。
・屈みガードしている時に相手が近くで隙を見せたので一歩前進して連続技や通常投げを決めようとすると、(屈みガード)>(前進)と認識されてしまい、の技が暴発します。
・コマンド入力の最後の部分からレバーを動かしても必殺技のコマンド成立は残っているため、屈みガードしている時()にの技を出そうとすると、の簡略化コマンドであるも成立しているのでよりもの技の方が優先順位の高い場合はその技が出てしまいます。
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